ダメな私を愛してくれて



「もう…限界なの。お願い…お願いだから死なせてよ…私はっ…もう生きたくなんかないの!私が生きる意味なんかどこにもないの。友達も家族も誰一人として私を必要にしていない。」



本当のことでしょ?




「バカじゃねぇの?じゃあおばさんはどうなるんだよ?毎日毎日見舞いにきてくれてたじゃねぇか」



「そんなの…今だけ。どうせ家帰ったらまた同じだよ…」





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