【完】泣き顔スマイル
修ちゃん知ってたの?
そういう顔で彼を見つめれば
今度は見透かすように笑う。
「分かるよ。携帯触ろうとしたとき変に話振ってきたし。スーパーで美香さんからのLINE呼んで、だからかって納得した」
「…ごめんね」
「なにが? そういうのが鬱陶しかったらとっくに言ってる。俺、マルに甘くて何でも言うこと聞いてるわけじゃないよ」
修ちゃんの指が、私の指を握る。
突然のことにギョッと
してしまい肩が跳ね上がる。
「さっきも言ったけど、簡単に男の部屋上がったり無防備に近寄ってこられるとたまんなくイライラするときがある」
「ぷ、プライバシーの侵害だから?」
ぶはっと、吹き出す修ちゃん。
真面目に言ったのに!