親友の好きな人は君で…

変化

~翌日~
なーぎーさー!起きなさーい!

「はぁ~い」

ふぁ~
眠い……
昨日は涼の事で頭がいっぱいで眠れなかったからな~


「じゃ、行ってきまーす!」

「おはよー。渚!」
あ、真奈だ…
「あ。お、おはよー!」

ふぅ・・・

「あ!昨日、涼くんとメールしたぁ?」

うっ…真奈の目が輝いてる…

「う、ううん!してないよ!」
「そっかぁ。珍しいね!渚が涼くんとメールしないなんて……」
悪気は無いんだろうけど、心に刺さる…
「そ、そうかな?あははっ…」

ガラッ

「おはよ~」

あ、涼だ…

今日は早いな…

「あ!おはよ~涼く~ん!今日は珍しく来るの早いね!」

涼が驚いた顔してる…
「え!?あ、おう…」

なんか可愛い…

は!!
ダメだ。私は真奈を応援するんだから!

………………………

キーンコーンカーンコーン♪

はぁ。

結局、1回も話さないで放課後だ…

何やってるんだろう…

「ど~ん!なーぎーさー!一緒にか~えろっ!」

ビックリしたー汗

「う、うん!もう、ビックリしたじゃん!真奈!」

「えへへ~。ごめん、ごめ~ん
あ、もちろん涼くんも一緒だからね!」

真奈ってば顔真っ赤だ…

ズキッ

え?何、今の?

「どうしたの~?」

「ううん!何でもない!」

ダメダメ!こんなんじゃダメ!
気持ち切り替えなきゃ!

じゃなきゃ、真奈にも気づかれる…



















< 3 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop