恋して恋してあと、一秒。
「本当にそう思ってるのー?」と、あきれたようすの果林にうんうんとうなずいた。



今、覚えた!たぶん。


「じゃあ、いってみて?」



「ふっ、藤岡嘉樹ー !」


「はーい。」



振り向くと、バスケのユニフォームを着た男の子。



もしかして、この人が藤岡君?



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