恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~

西川先生は時折相槌を打ちながら話を聞き、最後は半ば呆れたように言った。


「甲子園への熱意は男並みだな」


「はいっ!甲子園に行けるなら、あたしどんなことだって耐えて見せます!」


おおげさじゃなくて、本当にそう思っているから。


「しっかしなあ…女の子が股を広げてトス上げってのもなぁ…」


「…え?」


「相手は健全な男子高生だ。頭ん中でエッチな想像を働かせて奴もいるかもしれないだろ?」


「やだぁ先生。そんなこと考えてる人なんて誰もいませんってば」


そんなことを言う西川先生に、冗談だと思いながらもちょっと引く。
< 236 / 486 >

この作品をシェア

pagetop