恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
結局、恋愛なんていう邪魔なものが入ってくると野球に集中できなくなる。
ブランクはあるものの、小学校時代からバッテリーを組んでる俺達でさえこれだ。
だから俺は嫌なんだ。
出来れば男だったらよかったのにと思うくらい、気のおける瑠依。
それでも男女の友情は成立する。
俺は瑠依となら親友にだってなれる、本気でそう思ってた。
……なのに、どうしてエビと……っ。
そうだ。
俺がイラついてるのはエビに対してじゃない。
約束したくせに。
こんな大事な時期に……っ……
その矛先は、いつしか瑠依に向かっていた。