恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
「逃げちゃ駄目だよ」
……ごめんね……
「佑真が球を投げるのは、あんなネットや壁じゃないよ!」
佑真…ごめんね……
でも、言わせて。
「佑真と野球をやりたい仲間がこんなにもいるんだよ。
エビ君も…瀬戸君も小笠原君も斉藤君も半田君も高橋君も沢村君も大貫君も木村君も小倉君も林君も…さくらも……
みんな佑真を待ってる!!」
「……」
佑真は足を止めた。
その手には、拳が握られていた。