彼は私を狂愛した。

「や、やめろぉぉおお！

た、助け...」



慧兒が息を荒くして大声で叫ぶ。




「うるさいよ？」




そう言って舜はハハッと笑う。




慧兒が...慧兒が



コロサレテシマウ







「や、やめて....！！」



私は後ろから舜に抱きついた。




すると舜は私の手を強く握り締める。




「魅音ちゃんから抱きついてくれるなんて嬉しいな

...でも離して？

殺しちゃうよ？」





...！怖い...！




舜は今にも私の胸にチェーンソーを突きそうな勢い。





「やっ...やめ...」




私が怯えていると舜は持っていたチェーンソーを私に渡した。




そして言った。













「はい。次は魅音ちゃんの番だよ」





は...？




何言って...





「...な...どういう...こと...？」




舜は急に真剣な眼差しで私を見つめた。