彼は私を狂愛した。


「サヨウナラ」







グサ___.........




舜はポケットからナイフを取り出し



眼球に思い切り刺した。





「ああぁあ...ぐぁ...」





バタッ______




慧兒は音を立てて倒れこみ


今度こそ息をしなくなった。






し、んだ....?





「慧兒...!!」




私は慧兒の肩を揺するけど




何の返事も返ってこない。




「いやぁぁああああああ...!!!!!!!」





私が慧兒を殺した。

私が慧兒を殺した。

私が慧兒を殺した。

私が慧兒を殺した。


私が慧兒を殺した...?






「あれ...何か入ってるよ?」




舜は慧兒のポケットから封筒のような物を取り出した。




「なにこれ?...『魅音へ』だってさ」



私...に...?




「はい」





私は舜から封筒を受け取った。
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