ウラルとカナル
毎日、晴れが続き、日中は収穫や伐採に追われ、日没後は削ったり加工したりして忙しい日々を送っていた。
ウラルもカナルもすっかり夢でみた事や占いに出た悪いお告げは忘れていた。カナルは普通に夜は眠れていたし、ウラルはその占い以来、天気の事や夕飯に何を作ればいいかなど、どうでもいい事を占っていた。
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