共食い。
「バンッ…」







いきなりそんな音が聞こえて目の前にいた秋奈が倒れた。









今だ!と思って私は叶達のいる場所へと走った。








「伸…お前…」






叶達は私の方を目を見開いて見ている。いや、私の後ろにいる伸を見ているのだろうか。







「梨奈ちゃん大丈夫…?」






後ろからそんな声が聞こえて来て立ち止まって振り向くと、伸が沢山の武器を隣に立っていた。







床には大きな拳銃が一本落ちている。
< 41 / 71 >

この作品をシェア

pagetop