それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

「えー。しょーがないなぁ‥じゃあ、自販行こーぜ?」

えっ?

そんな奇跡があるんだ

私にとっては奇跡のような出来事だよ?


「う、うん!あと、宿題出しに行かなきゃじゃん‥?」


少しでも長く2人きりでいたい

わがままかな?


「あー、そうだな。松本に遅くなるって連絡しとけば?俺連れて行かないとお前ぶっとばされるんだろ?」

聞いてたんだ‥

というか‥


「起きてたの!?」


「まぁ、いいから行こーぜ」

そう良いながら笑い佐藤はカバンから財布を取り出して先に歩き出した


その大きな背中が大好きなんだ‥


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