私と敵と好きな人と



………叫んだ方がいいの?

どうすればいいの、私は


思考がパニックになっている私の耳元で、声が聞こえた。


最初はため息で誰か分からなかったけど……


『ふぅ………危ね』


彼はボソッとつぶやいた。


この口調、この声は、



薫だ



< 166 / 255 >

この作品をシェア

pagetop