最後の龍の華





脳内に響いた その声にハッとする







そして テレパシーを送ってきた銀色の方に目線を向ける








『(...なんのこと?)』







「(...ばっくれる気か?




俺は別に いいんだぜ?


お前が 女だってこと みんなにバラシテモ...)」












ちっ...




まさか 今ここで脅しにかかるとは...











あのときに無理をしてでも 記憶操作すればよかった...











しかし...
今ここで 私のことをばらされると面倒なことになる









・・・。











しょうがないか...




『...1つ条件がある...』





ため息をついた後に 言葉をこぼした




「...この部屋に来てくれるんですね?」



『...来る...けど...





俺の行動に 口を挟むな...

それと 朝は来るが昼には帰る』







条件付きなら この部屋にきてあげる





それが 呑めないと言うなら この取引は 無しね...








さぁ...どうする?




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