最後の龍の華





どういう理屈だよ
てか 本当に無理なんです





まわりを見渡すと 灰色は寝てるし皇帝は...いつも通りだし


めがねは さっき読んでいた本を読もうとしているし

翡翠はまだガタガタしている










こんな状況で どうやってピンポンができるの?





















絶対無理でしょう?























しばらく 無言でいるとどうとったのかわからないけど




「よしっ!! そんなに行きたかったんだね? それならそうと言いなよ!! 照れ屋さんだね?琉聖は...」












はぁ?!



何? どうしたらそういうふうに解釈をできるの?!



弥生の頭を一回除いてみたいよ!!









私の腕を掴み みんなの方に向いた弥生は満面の笑みで





「ほら!!みんな! いくよー?琉聖が ピンポン超したーい!って言っているから はやく!!



翡翠も!!奈留に怒られたぐらいでそんな しょげんなって!!
ピンポン早くしに行こう!!」







< 159 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop