最後の龍の華





でも そろそろ本題に入ろうか...









痛みも引き
立ち上がる







「...彗...これから どうするんや?」







「......取り合えず 相手のでかたを伺うしか今はなにも できねぇしな」





「...そうやな...蚯呀ーキュウガーのことや...なに考えてるか俺にはよーお わからん」




「......ずる賢いあいつの事だ
なにか 俺らの予想の斜め上をいく考えをするからな...」








ため息をつきながら言う彗に
俺も そうやなと笑う












こんな 悠長に笑っていられる訳がないんだけどなー









「......っ!!」





「!!!....どないした!?」





いきなり 苦しみだした彗に
近寄り 倒れそうになるのを
支える








「やっぱ 寝とかないとあかんねん!
お医者にも 言われたんやろ?!」







苦しそうに顔を歪めながら


「龍華を ベットに寝かせてやってくれ...」












「...わかった...」




もう 意識を保つのも苦しいのに 自分の事の前に 他人を優先するところは
諸刃の剣だと 思うんや








だから 俺がちゃんと こいつをみなあかんねんな!




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