最後の龍の華





「あの部屋は 強力な結界が張ってある 千草のだ
だから 俺たちが安心するんだ...

いま 魔結界を張ったために
魔力をけっこう使ったんだ...
まだ 本調子に戻ってないんだろ?
だから....な?」










・・・。









『そこまで 言われたら
なにも 言えないじゃない...』







ため息をついて
降参ポーズをとる







『でも...1つ交換条件があるんだけど...いいかな?』





「......俺たちにできることなら....」






嫌そうな顔をする彗に
にんまりと笑う








私が 不可能そうなことを
言うと思っているのかな?






失礼しちゃうな...






そんなこと 言わないのに...








『......本をたくさんほしいのよ...ここに おいてくれない?』






「......そんなことか...
別にいいぞ...
種類はどんなものがいい?」






『...そんなことって...
私の中では 以外に大切なことよ?

種類は どんなものでもいいよ
多種多様に読みたいからね...』





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