最後の龍の華
「...だけど...『私のことなのよ...これは 私がけじめをつけないといけないことなのよ...』」
翡翠の言葉を遮り
掴まれていた手をやんわり外す
そして 白蛇の方に再度向き直り歩み寄る
『私が目的でしょう?
ほら 早く解放しなさいよ...』
「...目的は君だけど
すこし 違うかな...
この人達は 僕の描いたシナリオのために 必要なんだよ?」
『...ふーん...
じゃあ そのシナリオを替えてあげる』
「....君にそんなことが できるのかい?」
『...できるわよ』
その余裕に満ちた顔を
焦りの表情にかえてやる
『...いまここに 命ずる...
忌々しき術から 人々の解放と自由を!』
パリンッ!
「なっ!?」
*