黒姫*


夢「ど、どさくさに紛れやがって」


愁「本当に。

  それにしても、皆さんよく持ちますね」


和「私…そろそろキツいかも」


夢「え?!まじ!!?

  じゃ、和が出るまでは耐えてやる…」


和「性悪です」


夢「せめてもの踏ん張りよ」


渉「わり、俺もあと少しだわ」


うわ、みんな早!


まだ30分前後のはず…




ーーーーーー


それから、10分経ち



夢「も、もう無理…」


和「同意…」


渉「俺もだー…」


3人退場



現時点結果報告

残り 叶恵
   咲浪
   誠
   愁

退場 星羅
   藍斗
   夢羅
   和
   渉




ふーん…


咲浪は、あと10分持つかどうか

愁は余裕そうね

誠は意識朦朧…………ヤバイじゃん


私は誠に駆け寄った


叶「誠、大丈夫?」


誠「………び、みょ」


微妙どころかダメダメじゃん


叶「無理は禁物だよ…?」


誠「……ん」


大丈夫なのかね…



私は静かに誠の隣に腰掛けた


すると、私の肩に頭を預けた誠


誠「限界…来たら…いぅ………」


叶「わかった」


そう言って、私は誠の頭を撫でた




< 113 / 233 >

この作品をシェア

pagetop