ナンパ男との恋~最終章~
「それが分かってるから
重いんですよ。
重くて面倒だから
他の女に
ついフラフラっとね・・・」


重い・・・か。

輝樹に言われたわけじゃないのに
勝手にショック受けてしまっている私は
やっぱり・・・

結構・・・
今の日々に追い詰められてるのかもしれない。



「あの?大丈夫ですか?」


「へ!?何・・が?」


「いや・・何か泣きそうっていうか」


「泣きそう?何で私が泣くのよ。
意味分かんない事言わないでよ~」



慌てて笑顔を取り繕うけど
うまく表情が作れない。


何してんだ、私。
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