ナンパ男との恋~最終章~
「輝樹がいないから・・・」
「は?」
何だか・・・逆ギレしたくなった。
知らない人を中に入れたのも、隙があったのも
全部全部、私自身が悪い事だけど・・・
だけど・・・
私だって言いたい事がある。
「週末になるといないじゃん。
輝樹も春樹も広樹も・・・
誰もいないんだよ?
あの広い家に一人で・・・
やっと帰ってきたと思ったら
女の匂いつけて・・・」
ずっと、溜め込んでた事が
一気に溢れ出てきて
自分でも何を言いたいのか
何を言っているのか分からなくなっている。
「なるほどな・・・
ガマンしてた結果っつー事か。
ったく・・・・」
呆れたようにそう言いながら
私の隣に座ると
「春菜さ?昔からだけどさ
そうやって言いたい事言わず、自分でガマンした時
何かと問題起こすよな?」
ヤバイ・・・完全に怒らせてしまっている。
「あの・・・」
「何十回も言ってっけど
俺は超能力というものは備えていねぇから
春菜が何を思ってんのか、言ってもらわねぇと
全然分かんねぇんだわ。
で、俺の知らない間に暴走されて
浮気なんてされた日にゃ
マジで、俺何するかわかんねぇし?」
「・・・・・・・」
「つーか、春菜が行くなって言えば
俺行かねぇじゃん。
けど、出かける時
普通に、気をつけてね、いってらっしゃいって言うだろうが?
不安に思う事があれば聞けば
俺ウソつかねぇし。」
輝樹の言う事は正論そのもので・・・
行ってほしくなくても
いってらっしゃいって見送って
女性の匂いで不安になっても
自分の気持ち押し殺して・・・・
輝樹は誤魔化すような事しないって
分かってるのに・・・
あえて聞かないのは私だ。
「は?」
何だか・・・逆ギレしたくなった。
知らない人を中に入れたのも、隙があったのも
全部全部、私自身が悪い事だけど・・・
だけど・・・
私だって言いたい事がある。
「週末になるといないじゃん。
輝樹も春樹も広樹も・・・
誰もいないんだよ?
あの広い家に一人で・・・
やっと帰ってきたと思ったら
女の匂いつけて・・・」
ずっと、溜め込んでた事が
一気に溢れ出てきて
自分でも何を言いたいのか
何を言っているのか分からなくなっている。
「なるほどな・・・
ガマンしてた結果っつー事か。
ったく・・・・」
呆れたようにそう言いながら
私の隣に座ると
「春菜さ?昔からだけどさ
そうやって言いたい事言わず、自分でガマンした時
何かと問題起こすよな?」
ヤバイ・・・完全に怒らせてしまっている。
「あの・・・」
「何十回も言ってっけど
俺は超能力というものは備えていねぇから
春菜が何を思ってんのか、言ってもらわねぇと
全然分かんねぇんだわ。
で、俺の知らない間に暴走されて
浮気なんてされた日にゃ
マジで、俺何するかわかんねぇし?」
「・・・・・・・」
「つーか、春菜が行くなって言えば
俺行かねぇじゃん。
けど、出かける時
普通に、気をつけてね、いってらっしゃいって言うだろうが?
不安に思う事があれば聞けば
俺ウソつかねぇし。」
輝樹の言う事は正論そのもので・・・
行ってほしくなくても
いってらっしゃいって見送って
女性の匂いで不安になっても
自分の気持ち押し殺して・・・・
輝樹は誤魔化すような事しないって
分かってるのに・・・
あえて聞かないのは私だ。