知ってる
私は小さい頃から心臓が弱く、酷い時には呼吸困難になる…。
でも最近はそんな事もないからこの三連休は一人で居たのだ。

まあ心配されるのも無理ないか…
今までは土日含めて綾香の家にお邪魔してたから…。

「本当?」
「うん!」
「…そっか。」
「うん!あのさ、綾香…私これからは一人で生活出来るように頑張るね!
いつまでも綾香に頼ってばっかりじゃだめだからね!」
「!!!別に家は気にしてないよ!?」
「うん、わかってる。綾香の家族は優しいから。
でも、いつかは一人で生活出来るようにしなきゃいけなくなる!

だったら…今から少しずつ練習したいんだ。」
< 21 / 33 >

この作品をシェア

pagetop