RealGameー恐怖は終わらないー
「そうです。今その3人はネットの無料サイトで自作ゲームを公開していて、それがすごく面白くて」


「へぇ~ネット上でねぇ」


余計に怪しまれただろうか?


そんな不安が一瞬よぎったが、男性職員は一旦その場を離れ、自分のデスクに戻ってすぐに戻って来た。


手には1枚の写真が握られている。


「卒業した生徒たちの中で、特に目立っていた生徒たちの写真を保管しておくのが好きなんだ」


そう言いながら、手の中の写真を見せてくれる。
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