RealGameー恐怖は終わらないー
山路結登の部屋
玄関に入ると芳香剤の香りが鼻をくすぐった。


少し強めの芳香剤みたいだ。


「どうぞ、上がって」


そう進められ俺は軽く会釈をして家にあがった。


芳香剤の匂いは玄関だけでなく、家じゅうに広まっている。


さすがにこの香りはきついな。


そう思い、軽く顔をしかめる。
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