まだ知らない愛。
大輝さんとは逆に私の隣にいる葵さんも苦笑いだった。

でもその苦笑いはどこか楽しそうだった。


購買で何も買えなかったけどあのままこの二人と話してたらまた注目を浴びる。

歩いてるだけで女子たちの黄色い声は止まないし
私への視線も痛かった。

男子たちからの挨拶も多かった。

決まってその男子は真面目とは言えないような風貌な子達できっとチームの人達だろう。
葵さんだけでなく、大輝さんにも挨拶をしていた。
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