まだ知らない愛。

あの日から3日がたった。
どうも倉庫に行く気にはなれず、
体調が悪いからと言って
断り続けた。

もちろん、学校へは行かなかった。


昨日も
「倉庫行く?」
と電話で誘ってくれた葵さん。

でも、瞬さんを見たら泣いてしまいそうで
やっぱり倉庫には行く気になれなかった。

だから断ると葵さんは
「そっか」って少し寂しそうに笑った。

ごめんね葵さん…



葵さんは優しいし勘が鋭い。
だからきっと私に何かがあったことには
気づいていると思う…。

それでも私は誤魔化すしか出来なかった。


かといって家にいるのはもっと嫌。

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