空回りの先のまこと(仮)


   バチッ!


 ざわざわとしている教室の中でも確かに響き渡る音を准恵が優乃に喰らわせるとさすがに優乃も正気に戻った。



「痛いから、准恵……」


 優乃は状況を理解したために強くは准恵に当たらなかったが、額を手で押さえながら立ち上がる時にそう准恵に文句を言った。


「あんたがトリップしてるからいけないでしょ? デコピンで済ませてあげただけで感謝してよね。本当は鉄パイプで頭を殴ろうかと思ったんだから。さぁアリーナ行くよ」



 准恵に文句を言ってる間に菊池の姿を見失った優乃は渋々准恵と体育館のアリーナへ向かった。


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