キス魔な彼の愛情表現
初めての行為に戸惑ったけど、漏れ出る声は止まらない。

「あ、きらぁ……っ」

何度も、何度も、確かめたくて。

今、ここにいるのが彼だと実感したくて。

名前を、呼び続けた。

それに答えるように、私の名前を呼んでくれる明が愛しい。

至る所に落とされるキスは、私の声と快楽を誘う。

ふと見えた青い空に、私は初めて、永遠の幸せを願った。

ずっと、ずっと、彼といたい。
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