同居相手は黒猫くん




「比乃は心配しなくていいよ。刹くんの問題だから」







そう言って私の頭を撫でるみっちゃんは、優しく微笑んでいた。









「で、でも…私、ほんとに何も分から、」





「大丈夫。それよりまずは比乃自身の問題解決しないと」

















私自身…?
















……刹に対する気持ち…のことだよね。

















そうだ、


それも分からないままだった…。

















「室谷先輩はもう比乃に手出したりしないだろうから安心しな?」













私は静かに頷いた。












先輩が私にキスした理由には驚いたけど、
















それを見た刹があそこまで怒ったのも…気になる。


















…私が姉だから…?















< 210 / 283 >

この作品をシェア

pagetop