俺のこと、好きになってみよ?






…背中がゾッとした。



まさか。と思い、振り返る。




「あ、やっぱり彩葉ちゃんだーっ」




…そのまさか。が的中し、そこにいたのは私服姿の九條さんだった。



嘘、なんでいるの…



「………どうも」


一応、挨拶だけはしておく。



「こんなとこで会うなんて運命かな〜てか制服姿新鮮!彩葉ちゃん可愛い!」



「うるさいです」



こっちに近寄ってきた九條さんは「あ、ごめんごめん」と笑顔で謝る。




「いや〜彩葉ちゃんに会えるとか嬉しいなぁ、ひとり?」



「そうですけど」



何を好んで休みの日までもこの人と合わなければならないんだろうか…。






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