Polaris
キラキラと輝くネオン街。


この街は人で溢れている。


あたしも、この街で生きる人間。


あたしは空を見上げる。


この街は、星の一つも見えない。



昔住んでいた所は、夜になると星しか見えない所だった。


街灯はあるけれど、日が暮れると辺りは真っ暗で何も見えないようなド田舎だった。



そんなことを思い出していると、お店に着く。


「おはようございます」


お店の中に入ると、ボーイの子たちが挨拶をしてくる。


それに適当に挨拶をし、スタッフルームの中に入った。


先に来てた女の子たちが派手なドレスを着て、携帯と睨めっこしている。



「ミライさん、おはようございます」


1人の女の子があたしに気付き、挨拶しきた。


それに続いて、中に居た女の子たちも。


あたしはそんなに偉い人間じゃないのに、、、。

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