Polaris
隼人は座っていたあたしの腕を掴むと、ソファに押し倒す。


目の前に隼人の顔があって、段々とその顔が近づいてくる。


キスされるんじゃないかと思い、一応目を瞑る。


「で、意識してくれた?」


隼人の言葉を聞き、目を開けると意地悪そうな顔してる。


茶化された、、、。


「最て、、、」


最低ー!と言おうとしたら口が塞がれた。


目を閉じることをしなかったせいで、今あたしにキスをしたのか誰だがハッキリとわかる。


チュッと、いやらしい音とともに唇が離れた。


「で、意識してくれるの?」

「ありませんから」


あたしは隼人のことを突き飛ばし、隼人から逃げるように、自分の部屋に逃げた。


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