「じゃあ、結婚しようか」
私のハートはどくんと跳ねる。


「ビール買ってくるよ。一緒に店入る?」


昼間見た感じとはまたちょっと違って、陽平さんはやっぱり素敵に見える。


「あまり、見られたくないから……恥ずかしくて」


私がそう答えると、陽平さんはオッケー、と云って1人でお店の中に入って行った。
< 162 / 395 >

この作品をシェア

pagetop