「じゃあ、結婚しようか」
私は諸橋いくみ。大学を卒業して就職浪人をしながらこのコンビニで働いていた。


実家暮らしだし、この就職氷河期に悪あがきしても無駄な労力を使うだけだと私はズルズルとこのバイトを続けている。


私は極端に背が低い。142cmといった背の低さだ。


顔も童顔で、未だに中学生や高校生に見られるといった始末だ。


お陰で、今まで彼氏なぞいたことがない。
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