「じゃあ、結婚しようか」
「陽平~、いるんでしょ? ちょっと出てきなさいよ~」


”陽平”と呼ぶその声。この前、酔っ払ってこの部屋へ来た先生だ。


じゃあ、あの美人先生が、上に住む先生で、陽平さんと妙に親しいおんなのひとだ――。


顔面が凍りつくのが解った。


”おまえ””陽平”そう云い交わすふたりは、ちょっと親密な関係に思える。
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