「じゃあ、結婚しようか」
何年かして、もし、また出会う日があったのなら、そう言いたい。


”ありがとう”


だけどもう、その時には陽平さんはパパになってるんだろうな。


――悔しいな。


私は下唇を噛んだ。
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