「じゃあ、結婚しようか」
意志の強い目で私を見返してくる。


「――うん。でも、別れたの」


「やっぱり、つきあってたんだね。何よ~、隠さなくてもいいじゃない。水くさいなあ」


あやかちゃんの物言いにちょっぴり胸が痛くなる。


「私なんて、最初から本気にされてなかったよ」
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