可愛い彼にはご注意を!




-少しして-


お風呂に入った俺は髪をガシガシと乾かしながら柚亜の元に戻ると柚亜はソファで寝ていた。




「そんなところで寝ると風邪引くよ、柚亜。」

「ん・・・・・・。」




注意しても全く起きる気配がない。


疲れが出たのかもしれない。



いきなり結婚されられたんだからしょうがないね・・・。




「しょうがない奥さんだね。」




クスッと笑って俺は柚亜を抱き上げて自分達の寝室に入った。


ベッドに優しく下ろして一緒に布団の中に入る。



すると、寒いのか俺に抱きついてくる。




「柚亜・・・。あんまり、近づくと襲っちゃうよ?」




スヤスヤと眠る柚亜に話しかけても寝息しか聞こえない。


男って大変だよね・・・。



こんな風になっても欲求を抑えないといけないんだから。


その中で寝ないといけないとか拷問だ。



「寝れるかな、俺・・・。」




この代償くらい貰ってもいいよね。


そう思いながら俺は柚亜が起きないように軽くキスをした。










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