可愛い彼にはご注意を!




「そ・れ・で、相手の男は上手かった?」

「えっ・・・///」




急に聞き出した沙希に私の顔は真っ赤に染まる。




「どうなのよ?」

「し、知らないよ!
昨日は飲み会があって、その後の記憶が一切無いんだから・・・///」




そもそも私は飲み会の後、どうしたんだろう・・・。


というか、上司が無理やり私に飲ました記憶しかない。



あぁ、本当に昨日に時間を戻したいよ。


そう思っていたら、沙希は昨日を思い出したように話し出した。




「う~ん、昨日は柚亜が酔った後、確かお手洗いに行くって言ったから私はそのまま見送ったんだけど・・・・・・柚亜帰って来なかったんだよ。」

「え?」

「しばらく経っても帰って来なかったから、迎えに行こうとしたら迎えに行く手前でうちの会社の社長秘書に会ったんだよ。」

「何で、社長秘書なの?」




意味が分からなくて首を傾げると沙希にも分からないようで首を傾げていた。





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