可愛い彼にはご注意を!




「蓮は、本当に羊の皮を被った狼です///」

「狼ね・・・。」




あながち間違っていない柚亜の言葉にクスクスと笑う。


好きな女を前にして襲わないなんてそれでも、男かって話だしね・・・。




「身の危険を感じます///」

「そうだね・・・。柚亜は黙って食べられたらどうかな?」




オススメするように言って俺は柚亜の柔らかい唇にキスをした。




「んっ!?」




チュッっと軽い音を立てて何度もキスをする。


柚亜が何か言いたげにしているけど、その言葉は俺のキスで掻き消される。



そして、何度目かのキスをして・・・・・・。




「ん・・・・・・しばらくはしないって思ってたけど、我慢できなくなっちゃった♪」

「え?」

「ごめんね、柚亜。」




何度もキスしたせいで頭が働いていない柚亜を抱き上げる。


あぁ、本当に可愛いよね。



獲物を前にした狼は今か今かと待っている。


狙われた可愛い羊は涙目でこちらを見ている。



そして、キングサイズのベッドに柚亜を寝かせてニコッと笑った。




「たくさん感じてね?俺の奥さん・・・。」




そう言った時の柚亜の顔は本当に可愛かった。


この後、どうなったかは読者様のご想像にお任せで・・・。






< 93 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop