冷たい雪に甘いキスを…

山口くんが、あたしの腕を掴み、まーくんから引き離そうとする。

「お前、前田のことなんとも思ってないんだろ。俺の邪魔するな。」


でも、まーくんは黙ってあたしを一旦離すと、自分の背中に隠すようにあたしを押し込んだ。

「まーく…」

「華は、黙ってろ。」

バクバク言ってる心臓は、止まりそうもなくて、あたしは音が聞こえないか心配しながら黙って後ろにたった。
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