冷たい雪に甘いキスを…

「山口、悪いけど、それは無理だ。」

「な!」


教室のみんなは変わらずあたしたちの成り行きを見ている。

あたしはまーくんの背中から、怒ったようにまーくんを睨む山口くんの方を見ていた。


「華は…お前に渡したくない。」

え…?
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