3兄弟と私の関係




「遅くなって…ごめんね」


ゆっくり私に近づく朝希

まだ、肩で息をしてる


そんなに必死に走ってきたの?




「何もされなかった?」


私は頷いた
すると、朝希の香りに包まれた


抱き締められたんだと気付く…



ねぇ、そんなことされたら私…期待しちゃうよ




「朝希…かんなさんはいいの?」



「うん」



「どうして…追いかけてきたの?」



「愛莉が心配だったから」


私の質問に次々答えた




「どうして…?」



「愛莉が好きだから…追いかけてきた」


嘘…

今なんて…?


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