3兄弟と私の関係
「愛莉が好きだよ」
私の思ってることが通じたのか朝希はもう一度言った
「本当に?」
「本当だよ」
それを聞いて涙が込み上げてきた
嬉しい…
嬉しいのにどんどん涙が出てくる
「愛莉、泣きすぎ」
笑いながら私の涙を拭った
「ねぇ、愛莉…俺のことどう思ってるか
もう一度言ってくれる?」
やっと…思いが通じる
伝えたかったことをあなたに言うよ
「朝希が好きだよ」
「俺も好きだよ」
強く、強く朝希は私を抱き締めた