3兄弟と私の関係




朝希も抱き締め返した


密着したまま静かな時間が流れた




「愛莉…」


朝希の胸に顔をうずめていると、朝希は私の
名前を呼んだ


顔を上げると唇が重なる

触れるだけの軽いキス…




「あー、やばい…
これ以上したら、ほんとに止まんない」


ひとりごとのように朝希は呟いた




「私は…いいよ」


朝希の目を見ながら続けた




「私は朝希が好きだよ。
だから…私の全部もらって?」


自分でもすごいことを言ってると気づき、
恥ずかしくなって顔を下に向けた


< 183 / 216 >

この作品をシェア

pagetop