小さなイチョウの木
するとその人は、自転車をひいて、アパートの門を通りすぎていった。




一緒のアパート…。




もしかしてこの人も貧乏だっりするのかな。





あ、名前聞いてない…。




…ま、いっか。





「それより、タンスどうやって運ぼう…?」




鍛えておけばよかったかな…。




腕とか、腰とか。





腰って鍛えられるのかな?





「かせよっ。」




「ひぇ!?」





思わず変な声が出てしまった。





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