偽造恋愛の3日間
出会い
今夜の六本木はクリスマス前とあって、いつもより賑わっていた。





「あのー、ちょっとお願いがあるんだけど…」
杏は通りすがりのオトコに声をかけた。




「なにー?」
オトコは興味津々に立ちどまった。





「3日間でいいんだけど、彼氏になってくれない?」




「はぁ?」




「報酬は払うわ!」




オトコはじろじろと杏を見て


外見はスラリと細見の身体。
髪はロングのストレート。
何より、色っぽい。



「いいよ!」





「なら決まりね?私、杏」




「オレ、亮」




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