LOVE School Life Ⅰ【完結】
「わかった」
だから、こうやって思い出したりすると、ああ、そうだ、秋人は本当の彼氏じゃないんだって改めて思うというか。
秋人が偽彼氏で寂しいって感情とは違う気もするけど。
「うん」
その返事に満足そうに微笑んだ秋人。
そこにチャイムが鳴って、秋人は慌てて自分の教室へと戻って行った。
その日の帰り。
結局、私が今日話したのはちゃらおーずと、女三人組と、タムっちだけ。
他の女の子と話せないまま。
諦めるしかないのかもなあ。
その結論に辿りつくと、ガクッと私は肩を落とすしかなかった。
そこに、一通のメール。
誰だろう?と何気なく確認する。
相手は、前の学校の友達だった。
その人は、私の隣の席で、よく喋っていた重山。
男の子なんだけどね。
その前にいる女子の聡子とも仲良くて、シゲって呼びながら、よく三人で話していたんだよなあ。
なんか、随分昔の話に思えるけどまだ半月も経ってない。