LOVE School Life Ⅰ【完結】
「自信あるね、愛ちゃん」
「まあね。聡子はすっごい信頼してるお友達だから」
「いいなあ、そういうの」
秋人は空を仰ぎながら、ぽつりと呟く様に言った。
その姿を見ながら、私はまた胸が痛むのを感じた。
「…秋人だって、お友達いるじゃん」
「んー?いるよーそれなりに」
そう答えながら薄く微笑む秋人。
その瞳はどこか、頼りない。
何で、そんな顔するの。
結城とか、本間とか、瞬とか。
いるじゃん。
他にもいるじゃん。
「愛ちゃんのそういうとこ、好き」
「何が」
「心配してるでしょ。でも、大丈夫。
結構、俺器用だから」
待ち合わせの時間より、ずっと早く来てた秋人を思い出す。
秋人が器用?
…すっごく不器用に思えるよ。