思い出の・・・



その彼はあたしと同じように
何をするわけでもないように
ジーっと川を眺めていた





そして
あたしは無意識のうちに彼に話しかけていた



「ねぇ。君…そんなとこで何してるの?」



「君こそ何してるの?」



っと。逆に質問されてしまった



「特に何も…」



そう。彼に答えると彼はニコッっと笑いながら



「俺と同じだね」



と。答えた

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